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交通手段も把握可能な全国1.2億人の移動に関する統計データ-「全国うごき統計」-

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*本サービスはソフトバンク株式会社のサービスとなりますが、
協働で開発した当社の観点でご紹介させていただきます。

全国うごき統計イメージ

近年、複雑に変化する社会課題の解決に向けて、データ駆動型まちづくりなど、都市計画・交通計画をはじめ
社会インフラに関する様々な分野においてデータに基づいた的確な対応が求められています。

しかし、従来の統計データでは更新が遅く現状を把握できないことや、サンプル数が少ないため活用にあたり
データ加工の手間や時間がかかることなどの課題がありました。社会課題に的確な対応を図るためには、
常に最新であり、地理的にも・時間的にも網羅的で連続的、かつ活用しやすいデータが必要となります。

そこで当社では、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)との協業により、
交通手段(自動車※ 、鉄道、飛行機)や経路を含めた人の移動に関する統計データ「全国うごき統計」を開発しました。

「全国うごき統計 見える化マップ」の使い方

「全国うごき統計」見える化マップでは、お客様の関心のある地点(メッシュ)または交通施設を地図上で選択していただくと、サイドバーに移動者の居住地、 *直前の移動元、移動交通手段、時間帯別移動量、経年移動量、移動者年齢割合が表示されます。なお、表示されるデータは2019年10月 1か月の人流データの平均値(平日/休日)を使用しています。

分析までのフロー図1

*15分以上滞在した場所を滞在地として定義し、直前の移動元とは1個前に滞在していた滞在地からの移動を指しています。

見える化マップUIでわかること

見える化マップUIでは、以下の分析メニューごとに集計データをわかりやすい円グラフで表示しております。

UIでわかること

見える化マップを使用した分析の仕方

UIを用いた分析例

正規のデータをご購入していただければ、こちらの分析メニューに限らず、より幅広く詳細な分析ができます。
是非「全国うごき統計」をご活用ください!
*詳細な分析例は「全国うごき統計」のユースケース紹介をご参照ください。

ランキング

ランキング

全国うごき統計とは

「全国うごき統計」は、当社が保有する都市計画や交通計画などの社会インフラに関する知見やノウハウと、
ソフトバンクの携帯電話基地局から得られる数千万台の携帯端末の位置情報データを融合した人流統計データです。
位置情報から推定される各種交通手段の利用状況と、人口などの統計データを掛け合わせることで、
全国1.2億人の人口に拡大推計した移動に関するデータを高い精度で提供します。
従来のサービスで把握することができた人口分布や目的地に加え、「全国うごき統計」では、出発地から目的地
までの「移動経路」や、移動時の「交通手段」も一度に把握することができ、従来よりも簡便に多面的な検討を
行うことが可能となります。
なお、人流統計データは、個人のプライバシーに最大限配慮し、個人を特定されないように匿名化および
統計加工したデータです。また、個人を容易に特定される可能性がある少人数のデータは含みません。

全国うごき統計で提供するデータ

「全国うごき統計」で提供するデータには、人がどこから出発して(Origin)、どこへ移動したか(Destination)
を把握できる「OD量」と、特定の鉄道駅間や高速道路のインターチェンジ間を移動した人数などを把握できる
「断面交通量」の2種類があり、お客さまが指定する特定の日にちや月の平均値のデータを提供することが可能です。

メッシュOD量
お客様が指定したメッシュ区画
(全国を1km四方に区切った区画)を
発着地点として、
他のメッシュ区画から移動した人数、および
他のメッシュ区画まで移動した人数を、
交通手段ごとに推計
して提供します。
メッシュOD量
交通施設OD量
お客さまが指定した高速道路の
インターチェンジや鉄道の駅、空港
(以下「交通施設」)間を発着地点として、
他の交通施設から移動した人数、および
他の交通施設まで移動した人数を、
交通手段ごとに推計
して提供します。
交通施設OD量
断面交通量
特定の二つの交通施設間を結ぶ経路
を移動した人数を、時間帯ごとに
推計
して提供します。
隣接する高速道路のインターチェンジ
間を自動車で移動した人数と、隣接
する駅間の鉄道の利用者数、また
特定の区間における飛行機の利用者数を
把握することが可能です。
断面交通量

「全国うごき統計」により、
都市計画・開発などのまちづくりや災害対策、飲食店などの出店計画、観光地の活性化、自動運転バスなどの
新たなモビリティサービス導入の支援などを通して、社会課題の解決や産業の活性化を支援していきます。

「全国うごき統計」のユースケース紹介

都市計画分野

地域の課題を解決する最適な都市機能の提供を行うためには、人のうごき・利用実態の把握が重要です。

都市計画分野

道路分野

様々な人に道路の恩恵を享受・理解してもらうためには、多様な切り口での交通状況分析が重要です。

道路分野

鉄道分野

沿線の価値向上を行うためには、実態を的確にとらえた活性化・利用促進施策を展開することが重要です。

鉄道分野

不動産・商業分野

労力やコストを圧縮し効率化を行うためには、属性別の行動特性や移動ルートなどの多面的把握が必要です。

不動産・商業分野

観光分野

大きな環境変化のなか安定した集客を行うには、国内観光客の観光動態を多面的に把握することが重要です。

観光分野

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  • 「全国うごき統計」が建設技術展で優秀賞を受賞

「全国うごき統計」は、2021年11月に開催された「建設技術展2021関東」にて *注目技術賞 優秀賞 を受賞しました。

注目技術賞とは、数百ある出展技術の中から、来場者の投票および有識者の審査会により選定されたものです。
その中で「全国うごき統計」は、DXに向けた先進性や多方面での活用可能性などが評価され、注目技術賞 優秀賞 に選ばれました。

都市最適化マネジメントの概要

都市最適化マネジメント

当社が推進する「都市最適化マネジメント」は、都市全体の動きを人々の流れや消費・エネルギー等から
捉えることで、都市が持っているインフラ・経済などの本来の力を引き出す考え方や取り組み
です。

データを活用してインフラの利用状況、混雑、事故、劣化・被災状況をモニタリングすることで、
インフラの需要と供給をコントロールでき、インフラを"賢く使う"ことが可能となります。また、ビッグデータに基づいた根拠のある計画立案や、IoT・AIを活用したリアルタイムなインフラ運用およびその効果把握が可能となることで、費用対効果の高い都市イノベーションを加速させることができます。

当社では、「全国うごき統計」を皮切りに、都市最適化マネジメントを推進するためのデータプラットフォーム
の構築を進め、複雑で多様な社会課題の解決に貢献することを目指します。

※高速道路を走行する自動車が対象です。今後、一般道路を走行する自動車にも対象範囲を拡大する予定です。

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